写真に位置情報があるのはなぜ?EXIF・GPS・撮影日時の仕組みをやさしく解説
写真には「目に見える絵」とは別に、撮影時のメモが入っていることがあります。このメモの一つがEXIFで、機器や設定によっては撮影位置も記録されます。
EXIFは写真に添えられた撮影メモ
EXIF(Exif)は、撮影に関する情報を画像ファイルに記録するための仕組みです。撮影日時、カメラの機種、向き、露出設定、GPS位置などが含まれる場合があります。項目の有無は機器・アプリ・形式・保存方法で変わり、すべての写真にGPSが入っているわけではありません。参考:IPA「写真の位置情報」(PDF・9ページ)
画像の見た目
人物、料理、風景など、画面に表示される部分。
付随する情報
いつ・どの機器で撮ったかなど、通常の表示では気付きにくい部分。
GPS座標は「撮ったときの場所」の記録
位置情報を利用できるカメラアプリが、撮影時の場所を緯度・経度などとして保存することがあります。GPSという項目名でも、端末の測位には複数の情報が使われる場合があります。
これは、その写真が記録した時点の場所です。写真ファイルが、その後も持ち主の現在地を更新し続けるわけではありません。また、精度の誤差、後からの編集、別の場所での撮影もあるため、座標だけで住所や人物を断定しないでください。
写真アプリの地図とファイル内部のGPSは同じとは限らない
写真管理サービスが、写真に写った場所などを手がかりに撮影地を推定して表示することもあります。アプリ内の地図表示が、そのままダウンロードしたファイルのGPS項目に入っているとは限りません。
Google フォトは、カメラが保存した位置と、サービスが推定した撮影地を区別して説明しています。「アプリに場所が出るか」と「今回共有するファイルに位置情報が入っているか」を分けて確認しましょう。参考:Google フォトの位置情報の仕組み
確認するのは「実際に送るファイル」
- 元の写真を残し、共有用に使うファイルを端末へ保存します。
- Pichnの位置情報チェックでJPEG・PNG・WebPを選びます。
- GPS座標、撮影日時、カメラ情報など、読み取れた項目を確認します。
- 必要に応じてEXIFを削除したコピーを作成し、保存後にもう一度選んで確認します。
HEICはこの検査ツールの直接の対象外です。JPEG等へ変換した後は、その変換後ファイルを確認できますが、変換前のHEICにどんな情報があったかを調べたことにはなりません。
今後記録しない設定と、既存写真の削除は別
カメラの位置情報利用を停止しても、過去の写真に残った位置情報まで自動で消えるとは限りません。既存ファイルの処理と、これから撮影する際の設定を別々に行います。
iPhone・iPadではカメラの位置情報利用や、写真共有時に位置情報を含めるかを設定できます。操作名はOS等で変わるため、Apple公式の位置情報メタデータ管理ガイドで手元の環境に合う手順を確認してください。
「位置情報なし」は完全な匿名化の証明ではない
PichnでGPSが見つからない場合は、このツールで読み取れる位置座標が検出されなかったという意味です。独自の付随情報、ファイル名、写真管理サービス上の情報、画像の写り込みまで無いことを証明するものではありません。
削除したコピーは元画像とは別ファイルです。JPEG・WebPは描画し直す際に再圧縮されるため、見た目の細部・向き・容量も保存後に確認しましょう。
写真を送る前に、位置情報を確認
JPEG・PNG・WebPに対応。完全無料・登録不要・最大20枚。写真はブラウザー内で処理します。GPS未検出は完全な匿名化の保証ではありません。
位置情報・EXIFを確認/削除する位置情報をもっと知る
一般的なプライバシー対策の解説です。各サービスの設定・機能は変更されるため、利用先の最新の公式案内を優先してください。Pichnの操作説明は現在の実装に基づきます。